産後の身体を及ぼす影響、産後骨盤矯正の大切さについて

2018年09月11日

こんにちは!高砂市で根本施術をおこなっております、まえかわ整骨院です。

 

本日は産後骨盤矯正についてお話させていただきます。

 

最近、多くの産後の方にお越しいただいており、様々な状態でお悩みの方がいらっしゃいます。

 

産後のイメージでは「骨盤が開いてしまう」といったイメージがあるかもしれませんが、開くといった歪みは実際にはほとんどありません。

 

骨盤は筋肉に覆われているので、左右の歪み、例えば上に上がる歪み、下に下がる歪み、前に出る歪み、後ろに出る歪み、前傾する歪み、後傾する歪みなど様々あります。

 

この歪みが出ることで、骨盤のサイズが大きくなり、開いていると勘違いすることが多くあります。

 

筋力低下などで脂肪がついているのも原因の一つです。

 

さらに産後直後の方は、お腹が大きい期間が長いので、腰が反りやすくなり、骨盤が前傾しやすくなります。

期間がたつにつれ、赤ちゃんの抱っこなどで、腰が丸くなり、骨盤が後傾し、猫背姿勢などで腰痛や肩こりなどの症状にも繋がります。

 

産後骨盤矯正を行う理想の時期は産後からだいたい2~6か月ほど経過した時と言われています。

 

産後直後では骨盤の靭帯や筋肉の組織などが損傷している状態なので無理に矯正などは行わず、骨盤ベルトなどでとめるのが良いでしょう。

 

ただし、骨盤ベルトを装着しつづけると筋肉低下などにより身体に悪影響を及ぼす場合があるので、骨盤ベルトを巻く期間は1ケ月程度を目安に巻いてください。

 

その後少し身体が安定してきた2ケ月間後に骨盤矯正を行っていくのが理想です。

 

ここからはご自身で改善しようとは思わず、必ず整骨院などで骨盤の状態をみてもらうようにしましょう。

 

まれに異常なしの方はいますが、産後のダメージは計り知れないものがありますので今後の生活のためにも正しい骨盤矯正を行うことが大切です。

 

 

産後の意識が高くなり、最近では産後のお客様が多く来られます。

 

実際お悩みを聞いてみると以下のことがありました。(お悩みの多い順)

  ↓

1.腰痛

 

2.肩こり

 

3.手首、指の痛み

 

4.体型が戻らない、代謝が落ちた

 

5.冷え、むくみ、便秘

 

これらのお悩みの方が多く、産後の生活や、骨盤の歪みなどで様々な身体の負担が積み重なります。

 

だいたい産後からの腰痛の症状に関しては3週間前後で改善する傾向がよくありますが、定着させるためには3ケ月は続け、悪い時の状態に戻らない身体を作っていきましょう。

(※これはあくまで目安なので個人差はあります。)

 

子育てにより、このようなことでお悩みの方がいらっしゃいますが、当院では骨盤、腰、股関節など身体の連動をみていき、根本的に施術を行ってます。

 

産後の様々なことでお悩みの方は当院へお気軽にご相談ください。